こんにちは!
安川です。
「ガス乾燥機 乾太くん」「海外製食洗機」
この2つは住宅設備の中でも特にご要望の多いものです。
今日はこの2つの話を簡単にまとめてみました。
①乾太くんの話
リンナイが販売しているガスの力を使った衣類乾燥機になります。
5キロの洗濯物であれば5キロ約52分で乾燥できてしまう優れものです。
ガス工事が必要になるため、新築工事と合わせて検討される方は非常に多いのではないでしょうか。
ところで、新潟県の年間日照時間をご存じでしょうか?
答えは全国で40位の1764時間です。
それに加え、海沿いでは、潮風の影響を受ける地域もあります。
ちなみに降水量は全国12位の1984㎜とのことです。
正直にいうとあまり外干しに向いてない地域です。
共働き世帯が増えており、家事にかけることが出来る時間が短くなっています。
そんなこともあり、需要が高まっている商品なのです。
メリットはなんだろう?
○乾燥時間の短さ
電気式との大きな違いは乾燥時間の短さです!
5キロの洗濯物は約52分
8キロの洗濯物も約80分
で乾燥することが出来ます。
これは、電気式と比較すると1/3~1/6程度の時間です。
かなりはやいです。
とても短い時間で洗濯という家事をこなすことが出来ます。
朝起きてから、「今日必要なもの洗ってなかった!」
ということがあっても間に合うかもしれません。
○高温での乾燥
80℃以上の高温で乾燥させていきます。
それにより以下のようなメリットが得られます。
・生乾き臭の予防
→メーカーによると99%以上の除菌効果があるとのこと。
・ダニの死滅
○外干しなしなので、花粉症対策にも
外に干さないことで花粉やPM2.5といったものも安心することが出来ます。
○物干しスペースをとる必要がなくなる
物干し専用のスペースが必要なくなるので、そのスペースを他の要素で使用することが出来ます。
洗濯ものが多いからランドリールームが欲しい!
という要望も変わってくるかもしれません。
デメリットはあるの?
デメリットとしては以下のようなものがあげられます。
○初期コストがかかる
本体価格に加え、ガス工事の施工や外壁に穴をあけて排気ダクトの取付けも必要になります。
しかし、メリットで上げたように、物干しスペースを減らすことが出来るかもしれません。
坪単価と設置費で比較した場合、どちらのほうがお得でしょうか…?
○既存住宅の場合は大幅な工事費がかかる
新築工事時に一緒に導入をするようであれば、ガス配管が比較的容易ですが、
既存住宅に取付ける場合は、ガス配管の工事費が多くかかる場合があります。
○オール電化住宅やプロパンガスのエリアには不向きな場合がある
オール電化住宅では乾太くんのためにガス工事を実施、ガスの利用契約をする必要があります。
また、プロパンガスの場合はガス代が都市ガスの2倍以上かかる場合もあり、ランニングコストがかかる場合があります。
気になるガス代への影響は?
1回の利用で概ね5kgあたり35円、8kgあたり60円程度とのことです。
1か月毎日利用しても1,050円~1,800円程度です。
コインランドリーに行けば、1回あたり300円程度かかることを考えると非常にお得であることが分かると思います。
もちろん乾燥機を利用しない場合と比べると、お金はかかります。
しかし、物干しスペースを大きく取る必要がなくなることで、
お家のプラン自体がかわり、他のスペースを広く取ったりすることも可能です。
家事時間を短くすることで、他の時間を増やすことが出来るなど、充実した時間を送ることが出来るかもしれません。
12/10(土)~12/18(日)
江南区の見学会場では乾太くんを導入した実例物件を見ることが可能です!
ぜひご見学ください。皆さまのご来場心よりお待ちしております。
②海外製食洗機の話
続きまして、海外食洗機の話です。
ミーレやボッシュといったメーカーが現状採用率が高く、
インターネットやインスタグラムなどで1度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
「初期コストが高く、採用するか迷ってしまう」
「興味はあるけど実際どうなの?」
そんな方もいらっしゃるかと思います。
そんな方向けに主に大手住宅設備メーカーが採用している国内製との違いをまとめてみました。
国内製食洗機との違い
まず、国内メーカーとどんな違いがあるのでしょうか?
○乾燥機能の有無
国内メーカーは洗浄、乾燥まで行うのに対し、
海外製メーカーは余熱乾燥で食器を乾燥させます。
洗浄中高温になりますので、水蒸気を蒸発させることで食器を乾燥します。
水分の蒸発をよくするためにリンス剤などを洗剤とは別に投入します。
プラスチック製のものについては少し乾燥しにくくなるケースが多いようです。
○形状の違い
国内製食洗機はスライドオープン(引き出し)のものが主流です。
海外製食洗機はフロントオープン(扉を倒してかごをスライド)になります。
※国内メーカーのリンナイからもフロントオープンタイプが出てます。
スライドオープンタイプは立ったまま出し入れができるため、楽という声が多いです。
フロントオープンはかがまないと下の段のかごへ出し入れ出来ませんが、
容量が大きいという面で利点があります。
海外製食洗機導入のメリット
次に導入のメリットをお伝えしていきます。
○高い洗浄力
海外製食洗機は
予洗いを想定したつくりになっていません。
油汚れ等についてはそのままいれてしまっても大丈夫なほど高い洗浄力になっています。
※残り物などは大きなものはさきにゴミ箱へ入れて下さい。
○容量が大きい
国内メーカーの容量は
浅型は概ね5人分40点
深型は概ね6人分44点
海外製食洗機では
45㎝タイプは7人分51点
60㎝タイプは16人分72点
となっています。
基本的には1日のものを夜まとめて回すということが出来るほどの大容量になっています。
○耐用年数が長いため、価格に見合ったコスト
海外製食洗機の耐用年数は20年です。
※国内製食洗機は10年を想定しているものが多いです。
つまり初期投資時に金額は大きいものの2倍の期間を想定したものであれば…
初期コストに十分見合う長持ち構造といえると思います。
デメリット
○希望しているシステムキッチンに入らない場合がある
メーカーさんによっては、サイズの都合上、
予定しているシステムキッチンでは取付けが出来ない場合があります。
その場合は違うシステムキッチンへ変更する必要があります。
※詳しくはスタッフへご相談ください。
○納期がかかる場合がある
海外で生産しているため、日本に輸入されてこないという可能性があります。
特に近年の新型感染症等の影響を大きく受けており、納品まで半年待ちなんてこともありました。
モリタ装芸の導入物件でもお引渡しに間に合わず、食洗機がない状態でお引渡しさせていただいた物件もありました。
○初期コストがかかる
国内メーカーのものと比較すると
概ね2倍以上の金額が設定されています。
さらに、年明けからの値上げの話も聞いています。
最近は少し落ち着きましたが、為替の状況にも大きく左右されるものになります。
※詳しい金額はスタッフへご相談ください。
まとめ
今日はガス乾燥機と海外製食洗機のメリットとデメリット等あげさせていただきました。
どちらも家事の時短に大きく手助けしてくれる製品となっています。
家事の時間一日では数分かもしれませんが、
1ヶ月、1年、10年…と重ねていくと膨大な時間になります。
その時間を他のことにあてるだけでより充実した生活を送ることが出来るかもしれません。
導入された方の話を聞くと、
「入れて良かった」
という声を多く聞きます。
使うたびに導入して良かったと思うかもしれません。
金額面のみを見てやめるのではなく、
自分たちの暮らしに合うものなのか考えてみると良いかもしれません。