僕と私が暮らす家

コンセプト

お施主様のアクティブな今をよりよい未来へ繫げるために、これからの暮らしをたくさん話し合いました。「暮らしそのもの」を楽しむをコンセプトに部屋という概念を無くし、自分の好きな所で過ごせるように空間を構成。台形の狭小地という地形を生かし、縦軸を意識し小さいお家ながらも伸びやかさとリズムを創っています。煩雑な住宅街の中でも自分達の生活スタイルが最大限に生かせるように全体のバランスをとっています。

外観

経年の変化を持たせるよう板貼りの外壁とメンテナンス性の良い外壁にて全体のバランスをとり、シンプルながらも表情がある設えとしました。狭小地という事もあり、建築の半分を浮かせる事で、駐車場も確保し、建物の中に取り込む形とすることで天気が悪い時でも使いやすく、外観も整頓された印象になるように計画しています。

内観

吹き抜けの特性より光と風が空間全体に通るよう計画。温熱環境も考慮し、窓は方位上必要な部分のみに設置。全体的にはノイズレスなシンプルな構成とし、お施主様それぞれの個性をポイント毎に取り入れ、際立たせる構成としています。経年で優化する素材を主に使用し、飽きの来ないバランスと愛着がわくよう、みんなでとことん話し合って決めました。中二階には超大型鏡を一枚で設置し、お施主様の趣味が今後の人生をさらに高められるように。という担当者の願いが込めてあります。