自宅を建てました ⑧くつろぐ場所

今回は暮らしの中の「くつろぐ場所」について書いていきます。

※今回のブログは家を建て終わった人は見ないでください…

 

くつろぐ場所と聞いて何を連想するか…

ソファに座ってる自分。ダイニングに座ってる自分。ベットで横になってる自分。

「くつろぐ」という行為には柔らかい身の置き場が必要というのが共通しています。

 

特に大事にしたいのが「椅子」と「ソファ」

休みの日の家の中では、彼らが必ずお供しているはずです。

だけど家づくりをしていると意外と軽んじられていないでしょうか?

特に椅子。

家づくりの予算の中に入れ忘れられ、土地や建築工事に予算をしっかり使い切った後に椅子を購入しようとすると、これ以上予算オーバーさせまいと、なるべく安いものを選びがちです。

(植栽工事や庭工事も同じ境遇ですね)

 

いつかちゃんとした物を買うからひとまずこれにしよう!

だけどそのいつかは遠い将来となります。

椅子は中々壊れません。

 

しかもいざ暮らしを始めてから、ちゃんとした椅子を買おうとすると1脚5万~10万するので、その値段におののき、躊躇してしまうのです。

そうして何年もとりあえずの椅子で暮らすことになるのです…(あぁ恐ろしい…)

 

せっかく家の床も造作家具もこだわっても、椅子が体に合っていないと心地よく暮らせないのです。

食卓で夕飯が終わったら、光速でソファに突撃し、決してダイニングでダラダラと過ごすことはないでしょう。(とんでもない偏見です…)

 

昔の家であれば、床は畳なので、椅子などなくとも、その場でごろがって寝転ぶことができます。

でも今の家の主流はフローリング。硬くて床に積極的に寝転ぶ人は少数派でしょう。

(柔らかい床もありますが、それでも寝転ぶには硬い…)

床座ができない以上、今の家にはソファなり、椅子が必要になるのです。

 

人の体は柔らかい場所でないとくつろげないようできているのです。

 

だから自分の体に合った椅子を買いましょう。

1人掛けのソファやイージーチェアもすごくおすすめです。

それだけでいい暮らしとなると言っても過言ではありません。

そのために家づくりの予算には、必ず椅子の予算を組んでもらってください。

そうすれば、しっかりと上質な椅子を購入することができます。

 

あと、最初から4脚なくともいいと思います。

普段は夫婦用の2脚を買って、来客用にはスツールで十分です。

スツールであれば、価格も安いですし、食卓以外でも使えるので(洗面で使ったり、植栽の置台にしたり)、後から残りの2脚を買っても、居場所に困りません。

(お子さんのいる方は、子ども用の椅子が並びますしね)

 

椅子を選ぶときは…

(ここまで書いて当初の想定よりボリュームが多くなってしまったので、次回に持ち越します。

次回は椅子の選び方について書いていきます)