家づくりを考え始めると、SNSや雑誌でよく目にする「回遊動線」という言葉。
回遊動線とは、行き止まりがなく家中をぐるりと一周できる動線のことです。移動のストレスが減り、家事効率が劇的に向上することから、特にお子様がいるご家庭や、日々家事に追われる共働き世帯にとって、暮らしの質を左右する生命線ともいえます。
「実際、回遊動線ってどうなの?」という疑問をお持ちの方や、採用を検討中の方へ。
今回は、人気の「ランドリールーム」を起点とした回遊動線のパターンと、計画時に知っておきたい大切なポイントをお伝えします。

なぜ今「ランドリールーム×回遊動線」が選ばれるのか
家事の中でも特に負担が重いのが「洗濯」です。実は工程の多い洗濯。まとめる、洗う、干す、取り込む、畳む、しまう……。この一連の動きを1ヶ所で完結させるのがランドリールームの役割です。
しかし、空間を作っただけで満足してはいけません。そこへの行き来がしにくければ、効果は半減してしまいます。そこで重要になるのが、家中を回れる「回遊動線」という考え方です。
行き止まりのない動線は、単に歩数を減らすだけではありません。家事のストレスを減らし、心にゆとりを生んでくれます。浮いた10分でコーヒーをゆっくり飲んだり、ご家族と今日あったことを話したり。間取りを工夫する本当の目的は、そんな何気ない幸せな時間を増やすことにあるのです。

暮らし方から考える、3つの回遊動線パターン
①「家事同時進行」を最大化するキッチン連結ライン
キッチン、パントリー、ランドリールームを一列に並べ、ぐるりと回れるようにした動線です。お弁当作りをしながら洗濯機のスイッチを押し、お湯が沸くまでの数分で洗濯物を干す。家中を走り回る必要がなくなり、朝の貴重な時間を効率的に使うことができます。

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②「リビングを散らかさない」究極の帰宅動線
玄関から洗面台、脱衣室(ランドリー)、そしてファミリークローゼットへと繋がる動線です。帰宅後すぐに手を洗い、汚れた服をランドリーへ。そのまま着替えてからリビングへ向かう流れが習慣化されるため、リビングにカバンや上着が脱ぎっぱなしになるのを防げます。

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③「洗濯完結」を極める、ランドリー×収納の回遊ライン
最近は、洗面台を脱衣室の外に出して独立させる間取りが人気です。脱衣室を純粋なランドリールームとして活用し、そこにウォークスルー型のファミリークローゼットを隣接させます。「洗う・干す」のすぐ隣に「しまう」場所がある。さらにそこを通り抜けて各居室へ戻れるようにすることで、重い衣類を持って移動する負担を極限まで減らせます。

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知っておきたい「回遊動線のデメリット」
メリットが多い回遊動線ですが、注意点もあります。
それは、通路を増やすために「建物の面積(坪数)が大きくなりがち」という点です。
一般的な注文住宅では、面積が増えるほど建築コストは増えていきます。「理想の動線を作ろうとしたら、見積もりが数百万円も上がってしまった…」と、諦めてしまうケースも少なくないため注意が必要です。
また、ぐるぐると回れるところが魅力な回遊動線ですが、「いろんな場所から通れると思ったけど結果決まったルートしか通らない」「動線の上に物を置くと邪魔になってストレス」「通路スペースが増えた分収納量が減って、結局物が溢れた」など…
『それは本当に自分たちの暮らしにとって必要なのか?』を整理して決めないと、後悔するポイントになってしまいます。
「理想のくらし」を現実にするために
「回遊動線が良い!」とは言っても、私たちモリタはいきなり図面を書くことはしません。
その前にまずはじっくり、あなたの暮らしについてお聞きします。
「今の家の中で一番のストレスポイントはどこですか?」「普段休日は何をしていますか?」など
実は、そんなフランクな会話の中に、自分でも気が付かなかったような「理想の暮らしのヒント」が隠されているんです。

「回遊動線に興味はあるけど、わが家に必要かわからない」 そんな素朴な悩みこそ、ぜひ私たちにぶつけてください。毎日がちょっと楽しくなる住まいを、一緒に形にしていきませんか。
まずは見学会やモデルハウスで、皆さんの理想の暮らしを聞かせてください。お会いできるのを楽しみにしています。
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