暮らしを豊かに彩る。住まいに調和する「和室」の魅力と洗練されたデザイン帖

 

 「予算や広さに限りがあるから、リビングをその分広くした方がいいかも」
「オシャレな北欧風やモダンなインテリアに、畳って合うのかな?」

 

そんな風に考えて、和室を諦めるケースも少なくありません。

 

しかし、一時は減少傾向にあった和室が、今、デザインや素材の進化によって現代のオシャレな住まいにこそ取り入れたい空間として再び大きな注目を集めています。

 

今回は、昔ながらの和室のイメージをガラリと変える、現代の和室の魅力について、お話しします。

 

これからの家づくりにあえて畳スペースをつくる「3つのメリット」

 

リビングだけで十分かもしれないと思われがちな家づくりですが、あえて和室を取り入れることで、フローリングだけでは決して生み出せない特別な魅力が加わります。

 

  1. どんなシーンにも優しく寄り添う「自由度の高さ」

 

和室の最大の魅力は、家具に縛られずライフスタイルに合わせて何にでも使える万能さ


床が柔らかい畳だからこそ、椅子やソファがなくてもその場所そのものが居場所になります。

子育て期には赤ちゃんのオムツ替えやお昼寝、おもちゃを広げて遊ぶスペースにぴったり。フローリングほど傷や音が気になりません。

日常のちょっとした合間にゴロンと横になって一息ついたり、アイロンがけをする家事スペースとしても優秀です。

 

さらに、普段はオープンに使っていても、布団を敷くだけで瞬時に落ち着いたゲストルームへと早変わりします。

  1. 木の床とはひと味違う、肌で感じる優しさ

 

無垢床などの木肌も素敵ですが、畳にはそれとは異なる独特の柔らかさとぬくもりがあります。

内部に空気を含む畳はクッション性と断熱性に優れており、冬でもヒヤッとせず、直接ゴロンと横になっても体が痛くなりません。

ソファがあるのに、なぜかみんな畳の上に座ってしまうという居心地の良さは、木とは違うこの優しい足触りがあるからこそです。

 

  1. LDKに奥行きと変化を与えるデザイン性

 

現代の家づくりでは、和室をLDKの一角に溶け込ませて空間を広く見せるレイアウトが主流です。

さらに、床の高さをアレンジして立体的な変化をつけられるのも魅力。

 

床を一段下げるとおこもり感のある落ち着いた空間になり、逆に少し上げる(小上がり)とベンチ代わりに使えたり下部を収納にできたりと、暮らしに合わせた自由なデザインが楽しめます。

知っておくべき和室の「デメリット」と後悔しない対策

 

長く愛せる和室にするためには、デメリットも正しく理解し、設計段階で対策を立てておくことが大切です。

  • 家具の跡がつきやすい
    • 畳は柔らかいため、重い家具を長期間置くと凹み跡が残ります。
      将来的に書斎や子ども部屋へ転用する可能性がある場合は、あらかじめ置き型家具のレイアウトを想定しておくか、凹みにくい次世代の畳素材を選ぶのがおすすめです。

 

  • い草の畳は定期的な表替え(メンテナンス)が必要
    • 天然の「い草」は経年変化で黄金色に変わる美しさや香りが魅力ですが、日焼けや擦れが起こるため、数年ごとの畳の表面のい草を新しくすることが必要です。
      畳のメンテナンスには、実は段階に合わせて**「裏返し」「表替え」**の2種類があります。

 【3〜5年目:裏返し】 畳を丸ごとひっくり返すのではなく、今使っている畳の「表面  のゴザ(畳表)」を一度剥がし、裏返してキレイな面を表にして縫い直す方法です。   費用目安:1畳あたり 約4,000円〜6,000円

 【7〜10年目:表替え】 畳の芯(畳床)はそのまま生かし、表面のゴザ(畳表)とフチ  を新しいものへ完全に交換する方法です。これで新築時の青畳の美しさと香りがよみ  がえります。
   費用目安:1畳あたり 約7,000円〜15,000円(い草のグレードによる)

※15〜20年ほど経つと、畳の芯自体を新調する「新畳(しんだたみ)」への交換目安となります。

空間を格上げする!和室をオシャレに見せるデザインの法則

 

オシャレな家にしたいというこだわり派の方にこそ知ってほしいのが、和室のデザイン性の高さです。


LDKと美しく調和させるためのポイントをご紹介します。

 

■ 「琉球畳(スクエア畳)」でスタイリッシュに

 

和室の印象を最も大きく左右するのが畳の形です。


従来の縁(へり)付きの畳ではなく、縁のない「フチなし畳(琉球畳とも呼ばれる半畳サイズの畳)」を採用するだけで、空間は一気にモダンで洗練された雰囲気に仕上がります。

 

さらに、畳の敷き方を交互に変えることで、光の当たり方によって美しい市松模様が浮かび上がり、床一面がアートのような表情を見せてくれます。

■ 色使いでインテリアに馴染ませる

 

今の畳は緑色だけではありません。い草の風合いを活かしたナチュラルなベージュや、シックなグレー、洗練されたチャコール、優しい和紙製のカラー畳など、バリエーションが非常に豊富です。

また、最近では和のスタイルと北欧のスタイルを掛け合わせた「ジャパンディスタイル」が少しづつ注目を集めています。

ジャパンディスタイルの空間づくりには畳がとても合っており、畳の自然な素材感に合わせて、無駄のないシンプルな空間を作ることでジャパンディスタイルの空間を作ることができます。

このように畳をリビングのフローリングの色味や、キッチンのデザイン、ベースとなるクロス(壁紙)の色調とトーンを合わせることで、LDKの一部として完璧に溶け込む和室が完成します。

 

モリタ装芸が創る、素材感と暮らしに寄り添う空間

 

私たちモリタ装芸がご提案する和室は、単に「和室を作っておきましょう」というものではありません。

 

お施主様が大切にされているインテリアのトーン、そこから見えるお庭の景色、そして日々の暮らし方まで細かくヒアリングしたうえで、畳を悪目立ちさせないよう空間全体のバランスを考えご提案させていただきます。

 

例えば、床を一段上げる・下げるといった段差をつけることで、素材の切り替えを美しく見せる。あるいは、インテリアのノイズにならないオリジナルの造作建具を仕込み、閉めたときにもLDKの格好よさを邪魔しない見せ方・隠し方をデザインする。

 

そうすることで、畳スペースが空間に調和し、暮らしに心地よい空間を与えるアクセントへと変わります。

素材感を大切にする私たちだからこそ、伝統的な畳を、今の暮らしに美しくフィットことができます。

まとめ:あなたの理想の暮らしに、お気に入りの空間を

 

和室は、古いというイメージを持たれがちですが、デザイン性も良く落ち着く空間として、心と身体を緩めてくれる、最も贅沢なリラクゼーションスペースになり得ます。

 

「我が家のリビングの広さなら、どんな和室が合う?」 

「実際の小上がりの高さや、カラー畳の質感を確かめてみたい」

 

まずは私たちの家づくりのこだわりや、たくさんの施工事例が詰まったカタログ・資料請求から、あなたの理想の住まいのイメージを膨らませてみませんか?

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