モリタ装芸スタッフの家《35坪の2階に4部屋とり、洗濯家事に時短の工夫をとったお家》

モリタ装芸スタッフのおうちです。

小さいお子さんが3人おり、洗濯家事に多くの時間をとられている生活事情があり、この新居は子供の成長を鑑みつつ洗濯家事を時短低減し暮らしていける工夫が特徴のお家となります。

まずは、食糧の買い出し、生活ゴミもでる、子供も育つ毎日、その量と手間が毎日年々と増えていく中、調理中でも子供に目が届くことを鑑みたのと、玄関から色々出し入れが楽になるよう玄関入ってすぐリビングダイニングを見渡せるキッチンとし、帰宅後すぐ手洗いができるよう、通行動線とは別に、手に持てるものは手渡しで、持てるその窓とも受け渡しできる2つの動線を設け、玄関に直結させた造作洗面台とキッチンを一体化させた事例としてなかなか見れないスペースをつくりました。

リビング側には造作のソファ。ソファ側からもご家族を見守れるようにダイニングをまたぎキッチン対面に配し、ロールスクリーンでリビングを2分割できるようにしました。

もう一方玄関直結の水回りでは、毎日大量の洗濯物と格闘していく生活が今も今後も待ち構えています。そこで、水回りからトンネルを背面リビング片側に造り、洗った洗濯物をカゴごとリビング側にスライドして移動できるようしました。

トンネルのあるリビング片側には、高さのある収納棚と2階と直結する、一般的にはランドリーシュートと言われていて、たまに見かける住宅設備なのですが、人力ランドリーエレベータと言いたくなるモノを造作。そのランドリーシュートには井戸のように滑車とロープをつけて1F⇔2Fとカゴごと洗濯物を上下に移動できるようにしました。

2Fに上がるとスッキリと納めた4帖分の物干し兼ねたフリースペース。ここにランドリーシュートがあり、ここからまたスッキリと納めた廊下1本でつながる4部屋から毎日でる洗濯物をここから1Fに落とし、逆に洗濯された衣類をカゴごと引き上げて干して各部屋に戻す動線、1F側ではトンネルのあるリビング⇔水回りへと双方向に洗濯物を移動できるよう工夫。毎日の家事量の低減と時短を実現しました。

リビングのトンネルと、ランドリーシュートの滑車とロープは、しばらく子供たちのいい遊び場でもあり、将来、普段お父さんお母さんがしてくれている家事をお手伝いしながら自然と教育の場にもなっていくことでしょう。

主寝室には3帖のWICを最後のバッファと確保(笑)。間接照明をベッドサイド天井に渡し、「寝る時ぐらいくつろいだ雰囲気で寝たい」といった本人の要望を実現しました(笑)

家事軽減の工夫と、2Fにしっかりとった4部屋をご覧になってみてください。